こころがふたつある

最近イラだってしまうことや言葉に棘を含んでしまうことがあります。その度に自分を見つめては、心の狭さや思慮の浅さを「ダメよ~」と叱ります。
そんな自分の不完全さに苦しむとき、助けてくれるYoutubeチャンネルを見つけました。

www.youtube.com

この方のShort動画でタメになることがあったので、ここに記します。

◆母子一体感
家族なら、パートナーなら、友達なら〇〇してくれるべき!(気持ちを分かってくれるべき、優しくしてくれるべき、全肯定してくれるべきなど)みたいな、「相手は自分の思うとおりに動いてくれる」「相手は自分と同じ感覚や感情を持っていて当然だ」みたいな気持ちを【母子一体感】というそう。もしこういう気持ちが湧き上がってしまったら「私の中の母子一体感が暴れているんだな。」となだめてあげて。とのこと。

 →母子一体感って、相手へめちゃめちゃ依存して甘えて、全然尊重できてない。分かってはいるのについつい「〇〇であるべき!!!」って思っちゃう。恥ずかしい。だから忘れたくないなと思いました、「母子一体感が暴れてるんだなあ~」という自分のなだめ方を。自分の中のベイビーをうまくあやしてあげられるようになりたい。いや、なる。

ゲシュタルトの祈り
心理学者のパールズさんが作った詩。人の目が気になってしまった時、期待に応えなきゃ!と自分ががんじがらめになってしまった時に思い出したい詩。
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私は私のことをする。あなたはあなたのことをする。
私はあなたの期待に応えるために生きているわけではない。
あなたも私の期待に応えるために生きているわけではない。
私は私。あなたはあなた。
もしも偶然私たちの心が触れ合うならばそれは素敵なことだ。
もし触れ合えないとしてもそれは仕方のないことだ。
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 →人の目が気になってしまうことが良くあります、多分自意識が過剰なんだと思います。誰にでも好かれたいし、誰にも嫌われたくないって思ってしまうけど、そんなことは無理。全人類が好きでしょ!?って思っちゃいそうなカレーやからあげ、ハンバーグも嫌いな人は存在するし、全員に好かれるのはちょ~無理。からあげが無理なら私になんて到底無理。私は私の生き方を。あなたはあなたの生き方を。交われば素敵なこと、そうでないなら仕方のないこと。

◆60点主義
1つでも欠点が見つかると「あぁ私はなんてダメなんだ」「すべて台無しだ」と思ってしまう。これを【百かゼロか思考】というそう。そうではなく、60点でOK☆とすると心もフットワークも軽くなる。「準備が完璧じゃないから...」と思って行動できなかったけど、60点主義でできる行動が増えるはず。

 →私が割と百ゼロマンなので、完璧から反れた時点でやめてしまうことがあります(その割に頑張りは低い...)。でも「まずまずでOK~」って自分に言ってあげられたらいろんなことができるな~と、可能性にワクワクします。
いつだったか言った「絵の練習」も中途半端だし(飽き性...)、絵日記できないや~って思って遠のいてましたが、また書こうかなと思います。

***

自分のことなのに自分をコントロールするのって難しくて、必要以上に責めてしまったり、甘やかしてしまったりします。そんな時の助けになってます。
これ以外にもいろいろと参考になるShortたくさんあったけど、書ききれないのでおしまい。

頼ることの重要さと1人で立ち向かったことへの拍手

最近絵日記を始めました。気まぐれに書くスタイルなので毎日は書きません。気が向いた時や楽しいことがあったら書きます。今から記すことは絵日記にはしたくないけれど、自分の中でとても大切なことだ、忘れたくないと思ったのでここに残します。

結果から言うと、頼ることってとても大切だなと思いました。ということです。仕事をしている中で感じました。

自分の力だけで頑張ろうとする気持ちはとても良いことです。自分で乗り越えるぞ!という頑張りは忘れたくないです。しかし、その「頑張り」は自分"1人"でないと成し得ないのかい?ん??

 

1人でヒィヒィ言いながらたくさん調べてわからないながらに進めてた労務業務がとうとうどん詰まってしまい、そこで初めて社労士さんに相談したところ「最初からご連絡いただいてたらもっとこっちで色々やったし、立ち会いとかも全然しましたのに〜」と言われました。

そんなこと思いもしなかった!と思いました(なんで)。だって仕事って自分の力でとにかく頑張って、どうしようもなくなってからじゃないと誰かや何かを頼ってはならないって思ってたから…。

でもこれって、限界の限界までほんっとギリギリまで自分でやろうとして、だけどもどうしよもなくなって相談した時に「もっと早く言ってくれれば…なんでギリギリまで言わないの?」って言われるやつじゃん!他の部署の社員さんがこれめっちゃ言われてるの聞いてるじゃん…。もしかして私って、、、典型的な仕事出来ない人、ってコト…!?

めっちゃへこみました。そっかー、わたしって仕事できない人かー。いや、バリバリできるタイプではないけどそれなりにまあまあやってきたからさ〜、そっかー、出来ないのか、仕事…。ってなってしまいました。

でもでもでも!もし全頼りしてたら、頑張って分かるようになるぞ!って思って本も買わなかっただろうし、学習することによって得たもの多いよ!!それは何にも変え難い!

 

とはいえ、頼ってたら絶対もっと楽だったなって思うので、学んだ自分は褒めてあげて、これからは使えるものや人はたくさんたくさん使って、自分も周囲もよくなる仕事をしたいなと思ったところで反省を締めます。

…これすっごい当たり前のこと言ってる…社会人1年目なのかな…バブゥ…eternal babu...

 

 

やらなきゃ虫とわたし

みんな生きた証を上手に文章にしてていいなーなんかかっこいい感じするな〜って思ってます。みんな毎日ブログ書いて欲しい。書いてね!

私は文章を紡ぐのが上手ではないのだけど、今日はなんだか心の内を記しておきたいなって思ったのでブログを書いてます。今日に限らず出来れば今後も日々を記していきたいなって思っていて、そこにかわいい絵でも添えられたら嬉しいなと思ったので最近絵を練習しています。絵心がないので難しいけれど、今後こういうことをしたいな〜って思うことに向かって何かを練習するのはとても心の健康に良いです!いいぞ!習慣!

とはいえ、私は私に課した習慣をすぐ破ります。悪い子なので。いや、ほんとはいい子なんですけどちょっと飽きっぽいっていうか…。今までできていた習慣に具合が悪いだとか旅行だとかでぽっかりと穴を開けてしまうともうやらなくなってしまうので、歯磨きやお風呂くらいの習慣を作るってとってもガッツがいるなぁと感じます。私にはないので、ガッツ。

だけど「やらなきゃ虫」はいつでも心に住んでいて、運動やらなきゃな〜勉強やらなきゃな〜などの様々なやらなきゃ虫がこっちを常に見ています。やらなければやらない程こころをチクチクと刺してきて、やらない自分を「なんてダメなやつ」と責め立てます。

このやらなきゃ虫、やらないことにはいなくならんのですよね〜〜んなこた知ってらぁ〜〜😩でも本当に、5分やるだけで心が楽になるから驚きでした。やるからには30分とか1時間やらなきゃ。あーそれってとってもめんどくさい。今日はやめちゃおっかなー。ってなると思うのですが、5分!たったの5分で良い!やったー!5分ならどん兵衛のうどん待ってたらすぐだわ!

やるからには完璧にって気持ちが良くない。5分だけやりゃいい。なんなら3分でいいね!

やらないことは楽だけど、やらない楽を得るために自尊心を切り売りして「自分はダメなやつだ」と責めるのは、なんだかとても疲れるし悲しいから、完璧になれなくて良いので少しだけでも頑張った自分を褒めながら生きたいなと思う所存です。やらなきゃ虫といいバランスで暮らしていきたいです。

っていうのを昨日「私はダメな人間だ。生きてていいのかな」って言って泣いてた私が言うとりますわ。ワーワー言うとりますわ!!!笑笑笑

今日はこうやって前向きに思えているけど昨日みたいに自分を見失う日がまた絶対に来るので、そんな時過去の自分が書いた綺麗事を見返して心を取り戻せたらいいなと思うので、絵が描けるようになったら絵日記をやりたいと思います。絵が描けるようになったら。

 

f:id:hhhix:20230207195215j:image(練習中の絵です。まだテキストの1ページ目です。)

サナギから蝶へ

アラウンドからコアに向かっている。

アラウンドサーティ極まってる。

それでも嬉しい。

いくつになっても嬉しいし、これからもそうでありたい。

歳をとるほどに幸せでいたい。

28歳の目標は毎年同じく、『優しくなる』。

そしていずれ仏になります。

 

他の人には何でもない日でも、今日は私にとって特別。

仕事で何が起きても、『でも私今日誕生日だもね〜!』でなんだか乗り切れるからね。

だから今日は最高。

そのまま明日も明後日も来月も最高なんだ。

 

 

27歳は最高だった。非常に。

28歳はきっともっと最高になるに違いない。

間違いない(長井秀和)

 

偉大なる先生へ感想のお手紙

あれにどれだけの時間がかかってるのか…。

何度聞き返したのか…。

62ページ…??

自分が参加してないセッションにかけられる熱量なのかそれは……何故そこまで…(歓喜)

 

 

◼️細かい小ネタ

まず、細かい小ネタがたくさん散りばめられてて、よく知ってんな〜!!と、セッション参加者としてはうひょ〜!!なものがたくさん入ってました。

・リチャードのマキアート

・中村ちゃんのさくらん

・所縁の旦那の椎茸嫌い

などなど…

 

たくさん聞いてくださったのかなぁ…メモとかいっぱい取ったのかなあ…と、筆者の熱量を想像せざるを得なかったです。

 

◼️めさんこ作り込まれし新しいストーリー

完全に新しい事件、新しいストーリー。

だけど過去にも紐付き各々のキャラにも紐付いており、ページをめくるごとにどんどん明らかになってく犯人、事の発端、バックグラウンド…。

私が文章に対して超素人なので月並な事言っちゃうのですが、ハラハラしたし、怖〜!って思ったし、ムカつく〜って思ったし、かわいそ〜って思ったし、、あと、描写がクソ美しすぎる……。言葉一つ一つが素敵…。

これ売り物じゃないんですか?これ本屋さんに売ってる本じゃないんですか?????

 

◼️めちゃめちゃにいい女として表現してくれてる

私ではないのだけど、私のことを書かれているようでとても照れました…。

あんなに気高く優しい女に描いてくれてホント光栄です…。

『新しい文明開化』に参加した頃はまだ入団初期で、PLの私がかなり恥じらいながらロールしていたのでここまでの気高さは表現できていなかったかと思います。

また、『未来の仔』では城くんとの再会に顔を赤らめすぎてロールがカスになってしまいました。

ただ、この『あさひ』というキャラクターのあの先を思うに、過去を悲しみながらも許し、受け止め、未来を見つめ、誰かを、何かを待ち続けながらも、自分の時間をしっかり歩むような生き方をしていたと思います。

なので、私の描いていたあさひ像にピッタリでした。ピッタリすぎて怖いです。怖いです……(歓喜)

ほんと…意志の強い女でよかったぁあさひぃ…あそこはどうなっちゃうかと思った…。

 

◼️キャラの声がする…

とにかく、全キャラクターのセリフや性格、行動の描き方がすごすぎました。

まじで、ちゃんと頭で再生される…あぁ…リチャードさんの声が聞こえる…!

リチャードの胡散臭さと紳士さ、舞の無意識な毒舌や自由奔放ながら強く優しい性格、所縁の持つ怒りや恐ろしさなど、本当に、特徴とらえすぎ〜!どんだけ〜!☝️))))))))って感じでした。

あと、中村ちゃん…最高っすね……推せる。

もっと好きになりました…中村ちゃん…いい男や…。

 

◼️やっぱり城が悪い

『迷惑をかけたくない。巻き込みたくない』

その一心で単独行動を常にしている城くんですが、そんな彼にあさひが放った言葉があります。

『…誰にも迷惑かけまいと思って一人で動いてるかもしれないけど、逆に迷惑かかってるかもしれない…ってこと忘れないで。』

 

……ほんと、話聞いてたぁ?

いっつもそうだなお前!!!そういうとこだぞ!!!

まあそういうところひっくるめて好きぴですけどね!!

 

所縁の『教えてあげる。そういうの、現代じゃ自己満足って言うのよ。』

よう言うた!!!って思いました。まじで。

中の人(城くんを産み出したもうた神)は『城くんが総叩きにあってるwwwwww』と、笑いながら読んだそうです。笑い事じゃないぞ。お前のせいだぞ。

 

◼️戦闘シーンがアツイ

舞と所縁の戦闘シーンがかなり胸熱でした。

かっこよ…なんだあれ…。

ちゃんとPCの戦闘スタイルを反映してくださって……どんだけ放送聞いたんですか…。

リチャードの登場もまた、、憎いですね〜〜かっけ〜〜!!!!

本当にスマートで、理性を失わない頼れるリチャードさんがそこにいました。

そして、一筋縄ではいかない展開にハラハラしました……何度も『もう一山』がやってきて、、も〜〜〜〜…!(語彙を失った)

 

◼️そして泣いた

泣いた。とにかく泣いた。

照れ照れと胸がざわざわしつつも、泣きました、

名前、初めて読んでもらえました…ありがとうございます…なんか恥ずかしくなっちゃった…。

不器用な愛を存分に受け止めた気がします。非常に城くんらしい、下手くそな愛でした。

よくわかってらっしゃいますね城くんのこと…今度5時間くらい話しましょう…。

 

各キャラクターの胸の内をほんと、素敵な描写で…。

エネミーは憎き相手でしたが彼の心情もまた苦しく、城くんの葛藤も苦しく、、

みんなの苦くて切ない心情にほんと泣かされました。

皿時とあさひは抱く信念こそ違えど、近いところにいたと思います。

あさひがもしジャーム堕ちしてたら、こんな風になっちゃってたかなぁ…などと、切ない気持ちにもなりました。苦しみながらも過去を許し、愛せる人でよかった。

 

そして

『アンタまで喪ったら、あたし死んじゃうかも。』

『お前が帰ってこないなら、俺、死んじゃうかも。』

ここを読むだけで涙が滲みます。死ぬ。ずるい。ずるいよバーーーーカ!!!!!(泣)

 

◼️外が明るい

もう5:45を回りました。もう朝です。

あさひはそろそろ店を閉めたでしょうか。豆腐屋がシャッターを開けた頃でしょうか。

書いてたら一生感想書いちゃうので、一旦ここでやめておきます。

 

あと、これは、いくらお支払いすれば良いですか???

こんな素敵なものが無償だなんておかしいです…金銭を払いたい……。

金銭がダメなら、今度、いつかコロナがマシになった頃、一緒にご飯を食べましょう。超絶ご馳走します。

なんなら銀行口座教えていただければ振り込みます…住所を教えていただければ高級明太子でもなんでもお送りします…。

 

させてくれ……。

 

◼️しゅきぴ♡

結局、城くんしゅきぴ♡

 

 

〜fin〜

 

【おめでとう】そして我が家から10代がいなくなった【二十歳~】

末妹がついに二十歳になった。
私が二十歳の時、「あと8年したら一緒に酒が飲めるな!」とか言ってたその8年が経った。
わたしだって、こないだ高校卒業したばっかりなのに。
こないだまで「21歳!?若~い!」とか言われてたのに。なんで。

本当に、この間まであんなに小さかったのにねえ。末妹。
くだらぬことで喧嘩もしたね。お姉ちゃんの権力使ってパシったりもしてしまった。いいお姉ちゃんではなかったね。それでも今も仲良くしてくれるし、一緒にお風呂は入ってくれないけれど毎日lineくれるし。だいすき。

運動会でやったソーラン節見て!ってちっこい体を躍動させて部屋で踊る末妹とか、クレープ買ってあげたらちょっと照れた風に「お姉ちゃんありがとう」っていう姿とか、何が欲しい?何食べたい?って言っても遠慮して「いらない」って言う甘え下手なとことか、思い出すと喉がきゅってなるし、かわいかったし、今も超かわいい。

そうか。二十歳なのか。
もう大人なのか。
お酒飲んだりするのか。煙草も吸ったりするのかな。吸わないかな。
恋とかもするのかな。悪い男につかまったりしたら嫌だな。泣かされたりするのかな。
これから社会に出て、傷ついたりするのかな。

一生目の届くところで守ってやりたいし、傷つけるやつはワンパンKOしてやりたいくらいだけれど、傷つくことで得られる学びもあるから。過保護じゃいけないんだな。

きっとこれから苦しいこといっぱいあるぞ。でも楽しいこともいっぱいあるぞ。
たくさんの人にも出会うぞ。いい出会いも悪い出会いも、全部お前のもんだぞ。
生きろよ。大人を生きろよ。

おめでとう。

愛はいつでも一方通行で。

遡ること半月程前。

私の書いたある記事が、ある女性に火をつけた。

 

あ、今回も上記の記事と同様、TRPG界隈の人しか読んでもわからないどころか、同じ社会人サークルに入ってる人どころか、まじでピンポイントの人にしかわからない記事なので、ほんっとに、いやいいけど、読んでもいいけど、別に面白くないから、やめといたほうがいいよ。絶対。どひの頭おかしいんかな?って思っちゃうだけだから。

 

 

で、ある女性の心に火をつけたわけだ。いや、乾き始めたかさぶたをビリィ!バリィ!と剥がし、露わになった傷口に指をグリグリした感じになった。いや、先方が勝手にそうなったんだ。

そのある女性(以下:先生)はあるセッションでGMからひどい仕打ちを受けたらしい。それはもう、それはそれは、ここまで3年ほど恨み、更にこれから5年は恨むとのことだ。何したんだ。

 

先生が言うには

NPCが話を聞かない

・どっちも大事だって言ってんだろ!

・話を聞け!!

・勝手にどっか行くな!!

・監禁すっぞ!!!

・話を聞け!!!!!

とのことだ。

そこまで言うセッションってどんななの?何したの?GM何したの?ってなわけで、聞きましたわよ。『ジャーム嵐』。

 

 

ダブルクロス『ジャーム嵐』のあらすじ〜

とある高校でPCたちがある日目の当たりにする『排除の儀』という謂わば集団いじめ。その儀式に各々の大切な存在であるNPCが巻き込まれていく。排除の儀とは何か。それを追う毎に"10年前の事件"が関わっていることが少しずつ明らかになる。

PC達の記憶の奥底に沈んだ"10年前"の記憶。

それを解き明かしながら真実と運命とこれからに向き合っていく話。(合ってる?)

〜〜〜〜〜〜〜

 

まず、まず、めっっっっっちゃ面白かった。

涙なしには無理。すごい。こんなチャチな言葉でしか語れないことが悔しい。何あれ。ちょーすごない?

悪者という立ち位置のNPC達がとにかく憎たらしい。素直にムカつく。だからこそ負かしてやった時の快感も一入。すんごいムカついた。

全PCもとにかくキャラ際立ってて、吐く台詞がいちいちカッコいいし、何?何?

 

とまあ、話したいことはたくさんあるんだけど、今回は全体の話をするターンじゃない。"よしの"の話をしよう。

 

〜PC2  くるみ よしの  について〜

ある高校の女生徒『くるみ よしの(以下:よしの)』はクラスメイトである女生徒『あいだ すずか(以下:すずか)』と非常に親しい仲であり、他の人も入り込めないような深い深い仲である。しかしそこに突如割り込む『よるの ともか(以下:ともか)』という女生徒。

3人は排除の儀と10年前の事件に翻弄され、喪っては取り戻し、くんずほずれつ、愛を確かめ合う。(多分ちょっと違えわ)

〜〜〜〜〜〜〜

 

知ってる人しか読まないのに丁寧に説明しちゃった……私丁寧の鬼だから……。

では早速。

 

◯どこにも行かないでって言っているのに

先生は『どこにも行くな!ずっと一緒にいろ!って言ってんのに、あいつら勝手に、相談もなしに!いなくなりやがって……!(泣)』と仰っていた。

すずかは排除の儀に巻き込まれる。排除の儀というのは、対象から大切なものを奪っていき、精神を壊し、この学園から"排除"させるという鬼陰険な内容。クソ。クソオブクソ。

で、すずかにとってよしのは非常に大切な存在である。だからよしのが危ないと考えた。私が存在する以上、よしのが危ない。

だから消えよう。私がいなくなればこの儀式は終わる。私がいなくなれば、よしのを救える。

よしのごめんね。

 

ってなわけで、すずかは『友達の扉』の向こうへ姿を消した。突然だ。

 

愛だよね……まじで。すずかの一生懸命の愛だった。だってさ、よしのに話したら止めるじゃん。『私がすずかを守るから!』って、きっと私の為にボロボロになってくれるのわかる……嬉しいけど、、悲しいよ……。

よしのが望まないのはわかってる。私がいなくなったらきっと……。

でも、私だって、よしののこと守りたい。よしのごめんね。わかってる。"傲慢"だね。

 

……っおぅ危ねえ。また一人称が混ざった……"私"が誰なのかわからなくなるよ……感情移入しすぎて。

 

何も言わずにいなくなるな!とは言うけどさ〜、止めるやん?よしの止めるやん?

守りたいんよ!こっちも大好きなよしの守りたいんよ!!!!

 

でも、ずっと守るって決めたのに、どんなになっても私が守るって、すずかも私と一緒にいるって言ったのに、どうして!!!!というよしのの痛いほどの苦しみはめちゃめちゃにわかる。死ぬかと思った。つまりどっちの気持ちもわかります。

 

◯お前のことも大切だって、言ってんだろーが!

すずかがいなくなった時に発覚する『ともかからのよしのへの気持ち』。

よしのとともかは当初啀み合っていたが、すずかのそれをきっかけに2人は"友達"となる。

排除の儀ですずかを喪ったよしのは寝食もままならず、目に見えて衰弱していった。

すずかを求めて友達の扉の前に行ってはどうして良いかわからずにいる日々。

 

1番にはなれないね。わかってる。よしのの1番はすずか。すずかなんて、このままいなくなってしまえばいいのに。戻ってこなきゃいい。そうすればよしのは私が独り占めできるのに。

でも、よしのの笑顔を取り戻せるのは誰だろう?よしのが一番求めているのは誰だろう。

 

…すずかだ。やっぱりすずかだ。このままのよしのじゃダメなんだ。私は、短絡的で豪快で不器用なあのよしのが好き。よしの。よしのの1番を取り戻してあげるよ。

私の大好きなよしの。そのよしのの大好きを、私も諦めない。"傲慢"なのよ私。

 

ってなわけで、ともかは自分の身を犠牲に友達の扉の向こうからすずかを取り戻す。代わりにともかが友達の扉の向こうへ。

 

先生が『お前も!大切だって言ってんだろ!せっかく友達になれたのに!なんだよ!お前のことも好きなんだよ!!すずかとは違う"好き"だけど、好きなんだよ!!!!』と言っていた。

 

ただ、これは言うまでもなく先生もわかっているだろうけど、ともかは1番になりたかったんだよねきっと……(私の推測なんですけど。)

すずかに向けてるその愛を、私が独り占めしたかった……。

 

よしのがともかへ言った言葉で

『私はあんたを1番にはできない。でも、あんたは私を1番にしていいよ』って言うセリフがあって、先生自身もこのセリフがズルくて残酷なことは理解してるとのことだった。

でもそれはそれとして、ほんと、つらすぎる……。

 

私が好きな男に言われたらどうしようと思った……そんなん、もうフラれてるやん……1番には絶対的になれない……。なりたいのに、今後絶対なれない……なのに好きをやめられない……くるしいよぉ!!!

 

でも、それでも好きな人の幸せを願い、自己犠牲を払う。愛が深すぎるし苦しすぎるつらい。つらい。

 

つらい。。

 

◯愛は一方通行

すずかはよしのを守る為に自分を犠牲にした。よしのが大好きだから。でもそれをよしのは望んでない。

ともかはよしのの笑顔を守る為に自分を犠牲にすずかを取り戻した。よしのが大好きだから。でもそれをよしのは望んでない。

よしのはすずかやともかを守る為ならどれだけ傷付いたっていい。だって2人が大好きだから。でも2人はよしのが傷付くことを望んでない。

 

なんでこうも一方通行なんだろう。でも愛ってそうよね……。

愛する誰かのためなら、この目も鼻も唇も、指も腕も脚も、この命すらも犠牲にしてもいい。それで愛する誰かを守れるなら躊躇わず差し出すよね。

でもそんなことは、愛する誰かも同じように思っている訳だ。

深くなりすぎた愛は互いを傷付け合うね……?

でもそれが愛だね………………。

 

NPCが話を聞かない

これを強く思ったのは、超絶ラストボスのとこ。

私が普通の人だったら自分も傷付かないし、誰も傷付けずに済むのに……私が普通の人だったら……って言ってたから、大好きな君がそう言ってたから、普通の人になれますようにと願ったのに、『どうして私を人にしたの?』って、え???

〈その方が君が幸せになれると思ったから…〉

『それを"傲慢"と言うんじゃないの?』

 

え???なんでそんな責めんの?

 

『私のことどうせ1人にするんでしょ!?』

いや、1人にしない為にこんなにめっちゃ頑張ってるんですけど????

 

え、話聞いてた?今までやってたこと見てた?

どうしたら満足だったの?何?ボゥっと放っておけばよかったんけ?なんなん?

そりゃ、『お前の為に!』みたいな恩着せがましいことは言わんよ。だってそもそもお前に対してこっちが勝手に向けた優しさだからさ。大好きだから優しくしたかったんだよ。

それでもさ、それにしたってさ、なんだよ"傲慢"って。どうすりゃよかったんだよ。。

 

とは思ったけど、こいつらもうこの時ジャームだったわ……そら話聞かんわな……。

でもさ、やっぱ理性ではわかってるわけじゃんか。(私の推測だけど。)

自分の為にしてくれた。優しいあの子が私の為に。ってさ。

 

『1番じゃなくてもいいからもう一度よしのに会いたい。そう願ったのは私。1番になれないことはわかってた。1番じゃないけど私のこと好きでいてくれてる。好きでいてくれてるから、私のことも守ろうとしてくれる。でも、なりたい。1番になりたい。すずかが邪魔だ。すずかさえいなかったら。1番になりたい。1番になりたい。傲慢だってわかってるけど、1番になりたい!1人にしないで!!!』

 

『私のことを守る為に"普通の人にしてあげてください"って願ってくれたよね。わかってる。優しいよねまことくん。でも、そのせいでまことくんが傷付いちゃう。何で。何で。私だってまことくんのこと守りたい。大好き。なんで私のこと普通の人にしてなんて願ったの。そのせいでまことくんが。何で。何でそんな、私なんかのために傲慢な優しさを向けるの。』

 

……こんな感じで葛藤の末に、苦しんだ末に狂ったんかと思うとさぁ……もうおばちゃん泣いちゃうよお……あたしだめだわぁ、こういうの泣いちゃうのよお……。

 

話通じなかったけど、心ではわかってたと思うよ……でも狂ってたからさあ……もう欲望のままにしか言葉が出てこんのよねえ……苦しかったねえ……ほんと…………。

 

 

 

とまあ、4000字を超えたわけだわ。

とりあえず私としては、私としての感想としては……彼女らなりの愛だったよ……。不器用な愛だったよ。

相手を悲しませるとわかった上で、守りたかったんだよ……。私が例えばすずかやともかの立場でもアレしてた……。

 

でもよしのも超絶つらかった……。

大切な人が儚くも消えていくのを救えなかった遣る瀬無さとか、『私が守るって言ったのに…!』っていう、この…なんていうの…?この、あんたらは何も考えなくていいから私に頼ってよって感じとかさ……。

わたしがよしのの立場だったらどうしただろう…って色々考えさせられちゃった……。

 

だからこそ最後3人が仲睦まじくパフェ突いてるのがもう素敵すぎて。。

いいよ腹の肉なんて。気にすんなよ……たぁんと召し上がれよばかやろうが……幸せになれよ……。

 

日常を取り戻した3人がさ、どんな感情抱いてるかなんてもうわかんないけどさ、もしかしたらともかは時々『よしのの1番になりたい』とか思って枕を濡らす日があったりするのかわかんないけどさ……とにかく、とにかく、生きててくれてありがとう。

 

こういう感情を他のPCにも抱いたり、このPCの立場だったら自分ならどうする?とか色々考えさせられました。傑作です。

 

こんな素敵なセッションをしてくださったGMとPLに感謝しかない……素敵なセッションをありがとう……。

聞き終わっちゃった……。

明日から何を楽しみに生きればいいの……。

 

 

 

◯すずとも!監禁させろ!あさひ!城くん監禁しろ!

しない。