思い出を巡りすき焼きを食べる

あけましておめでとうございます!

正月がすごく好き。何がいいって、家でもおじいおばあの家でもすき焼きが出るからね。すき焼きを食べるために年末年始があるよ。あと蟹。

 

父方の実家に行きました。そこには小3まで私も住んでて、駅を降りた途端思い出の箱パッカーンと開いた。

このスリーエフで、遊戯王カードのパックを5セット買ったなあ。ここの小児科よく行ったなあ。あれ?大きな道に出ちゃった。大きい道は車がたくさん通るから通っちゃダメなのに……。あぁ、この駄菓子屋よく行ったなあ。閉じてからもう何年経つんだろう。

と、まるで小さい頃に戻りつつ、思い出を噛みしめつつ家まで歩いた。

 

家の向かいにはアパートが建っていた。ここには『みとめさん』の家があったのに……。"ゆとりちゃん"は……?

ゆとりちゃんってのは鳥の名前で、道に倒れていた鳥だ。もう見つけた時には死んでた。初めて出会ったその死んだ鳥に名前をつけ、みとめさんちの庭に埋めた。友達みんなで泣いた。

そして道路を挟んだところにある『はーちゃん』の家もなかった。はーちゃんは幼馴染だ。

 

タバコを吸った。……何もかも変わっちまったぜ。とか言いながら。

玄関の石段に腰掛けたら思い出がぶわぁって吹き出した。

 

ドラマごっこが流行った。わたしとはーちゃんと『なつみこちゃんちゃんこちゃん』と。

車椅子に見立てた赤いおもちゃの車に乗って運ばれるわたしは『もう手術ミスも8回か……』と、もう8回も手術をミスされながらも生きる強きPCを気に入って演じた。耐久力もうないだろ。

どれみちゃんごっこもした。おんぷちゃんはいつだって取り合いだった。

夏はビニールプールで水遊びをした。

駄菓子屋『みよし』で駄菓子も食べた。すももに細いストローを指して飲むなつみこちゃんちゃんこちゃんが大人っぽかった。

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そしてあの頃は強い女だった……。ジャングルジムは占拠し、『ちょっと男子ぃ〜』を暴力で表現し、毎週金曜日のカレーは2色だった(子供用カレーと大人カレーの2種がけ)。

強かったけど、横暴で人の心を考えない子だった。

そう考えると、弱くはなってしまったものの、優しくはなった気がする。暴力もダメだし暴言もダメ。それを全てやった私はもういない。あの頃の私を引っ叩きたい。ジャングルジムはお前のもんじゃあないぞ。でも2色カレーは最高だったな。スイミング後の体に染み渡るよな。

 

とか思っても、結局はすき焼き食べて昼寝して、正月はこれだよなあとか言いながら、昔の事は一瞬ですき焼きに負けるのだ。

 

好きな人について大いに語りまくる会

自分の思ってることとか自分の話をするのが苦手でさ。
私ごときが自分について話すとかおこがましすぎん?って思ってる節があって。
でも、酒の飲みすぎタバコの吸いすぎで死ぬかもしれんし、明日事故に遭うかもだし、いつ死ぬかわからないので、そんで、今すっごい話したいので書くね。

去年4月、わたしが25歳の春に「TRPG」という遊びに出会いまして、今それにかなりの時間を割いてます。
で、その界隈の人、しかもさらに自分の周りの、そしてさらにそのゲームに参加した人にしかわからない話しますね。

ダブルクロス「新しい文明開化」という話に出てくる、栗原 城くん(以下 城くん)が好きで。めちゃめちゃ好きなの。その人についてめちゃめちゃしゃべるね。

ダブルクロス「新しい文明開化」のあらすじ~
「遺言(カース)」というジャームによる無差別殺人が多発していて、その捜査及び解決にプレイヤーは巻き込まれる。
プレイヤーは「栗原 城(くりはら じょう)」と「飯倉 明香音(いいくら あかね)」と関係があるが、その2人が遺言(カース)と関わりがあることを知る。
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すんごいざっくり、こういう話。
で、私はプレイヤーで「笛等 あさひ(てきら あさひ)」っていうキャラクターを作ってこのゲーム内で動かしてるのね。
で、あさひはスナックのママをしてるただの一般人でしたが、大切な人(自分の店を持つ前に働いていたクラブのママ(百合子))を目の前で遺言に殺され、その瞬間オーヴァードとして覚醒します。

ここまでを前提知識として知ってもらったうえで、わし今からすんごい長いことしゃべります。
時々「私」っていう一人称が自分としてしゃべってるのか"あさひ"としてしゃべってるのかわからなくなる時があると思うんだけど、「あぁもうこいつやべえんだな」と思ってみててくれ。
あと、この界隈わからない人には意味不明すぎるから読まないでくれ。。。たのむ。。。
そして、人のNPCを勝手に語ってごめんなさい。。このNPCを産んでくれてありがとう。。。。。。。。。


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城くんはあさひの店の常連で、最初は「顔もいいし、スマートでいい男だな」くらいだったの。でも、事件に巻き込まれることで今まで知らなかった城くんのバックボーンを知るわけ。で、事件もまあ解決しますと。
その間に、あさひは城くんに特別な感情を抱き始めるのね。

でも、「なんで城くんが好きなの?」って聞かれたら、答えられない。
考えたこともない。わかんない。
だって、「城くんが城くんだから好き」なわけよ。あなたがあなただから好き。
好きなことに理由っている?いらないよ。あなたという存在が好きなの。もうしゅき。

城くんって100年も生きてるくせに女心はわからないし、素直じゃないし、クソ不器用だし、まじなんなん?って感じなの。でも好きなの。それでも好きなの。それが恋じゃんか...。

城くんって、他人を危険な目に遭わせたくないが故に、何でも一人で解決しようとするわけ。でも、頼ってくれた方がいい結果になることあるじゃん。一人でやろうとしたが故に悪い結果になることあるじゃん。それでも一人でやろうとすんのよ。クソ不器用かよ。

でもそれが、優しさ故だってわかってる。きっとすごく優しい人なのよ。もう書いてる今泣きそう。すんごいやさしいの彼って.....。

大切な人を喪うつらさ一番知ってると思うのね。永く、呪いによって年を取らず生きてきた彼は喪うことのつらさを一番知ってる。

なのに、あさひの大切な人を、奪っちゃった。
もちろんわかっていると思う、自分のせいじゃないってことくらいわかってると思う。あれは、遺言がやったことだから。でもその遺言を止められなかった。もっと早く止めていれば。(これ、この先何度も言うけど、私の妄想です。)

城くんって、親友も恋人も作らないと思う。
「巻き込みたくない」っていう気持ちが強いから。(私の妄想なんですけど。)
自分は危険なことしてるし、自分に係わればきっと傷つけてしまう。そして、自分が死んでしまったとき強く悲しませてしまうから。

だから人とは一定の距離を置いてる。わかってる、めっちゃわかってる。

でも好きになっちゃったんだもん!好きなんだもん!だって恋ってそうなんだもん!頼ってほしいじゃん!?もう、不器用さも含めて、あなたのことすごい好きなんだもん!好きなのよ!!!!!!

支えさせてよ......。

あさひは、親と絶縁していて、すごく愛に飢えているのね。
で、百合子ママが私に愛情を注いでくれたわけ。なのにね、死んじゃうの。
他人のために。私じゃない、赤の他人のために命を落としたのよ。
私を置いて、寂しがる私のことおいて、私じゃない、誰かをかばって死んだの。寂しかったし許せなかった。
だから舞ちゃんが憎かった。なんで、なんで私が一番百合子ママのこと好きだったのに、一番想ってた私をおいて、他人のために命を落とした、私のこと置いて逝った。

あさひってこんな感じで、とげとげしてたのね。
舞ちゃん(ほかのプレイヤーのキャラクター)の妹と弟が遺言に殺されそうになったところをかばって、百合子ママ死んだの。だから最初は舞ちゃんが憎たらしい...いや、嫉妬だね。嫉妬心が強かったのね。
だけど、すこしずつ舞ちゃんに愛情が芽生えるの。
両親を亡くして幼い妹と弟を育てていて。この子には近くで守ってあげられる人がいない。

愛情に飢えてるから、寂しいって気持ちには敏感なのね。
だから寂しいっていう気持ちを重ねるのね。共感力はすごい強いんだと思うのよあさひって。

あさひはね、今はわかると思うのよ。百合子ママの優しさを。
「誰かを守りたい」「目の前の誰かを救いたい」って気持ち。すごくわかるのよ。わかるようになったのよ。
これ以上寂しい思いをする人がいないように。あの時あの幼い子たちを百合子ママが守ってあげたから舞ちゃんたちは幸せよ。私は今その舞ちゃんたちを守りたいと思ってる。そして、城くんという大切だと想った存在も守りたい。赤の他人なのに守りたい。これがあの日百合子ママが死んだ理由なんだ。

大切な人を喪うつらさを知った。だから、誰とも親密にならない方が楽かもしれないという気持ちもわかる。
でも、伝えないと。伝えられるうちに伝えなくちゃ、人の命は脆いから。
もう、百合子ママに「いつも大切にしてくれてありがとう」って言えないの。「大好きよ。」って言えないの。明日も明後日も、1か月後でも来年でも、いつでも会えると思ってたその人はもう、いないの。もう会えないの。
ダメなのよ、喪ってからじゃ遅いのよ。

だから、好きよ。あたしあんたが好きよ。
ホントは探してた。ランドマークで再会した時。探してたわよ。探してた。
でも、あんたのこと言えないくらいにはあたしも素直じゃないの。「初恋の相手があんたを探してたわよ」なんて言ったけど、恥ずかしかったの。

でも、恥ずかしくて言えないなんて言ってたらダメなのよ。あんたがいなくなってからじゃ遅いのよ。あたしが死んでからじゃ遅いのよ。
あんたもあたしも、いつか死ぬのよ。今日この後死ぬかもしれない。こんな世の中だから。

別にいいのよ。あんたがあたしを好きじゃなくても。
でもあたしは、とても好きよ。


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信じらんないと思うけど、今すごい泣きながら打ってる。。しんどい。。。しゅき。。。
私、好意を伝えることってエゴだと思っていて。
「好き」ってさ、私なんかに言われてもさ、うれしくないじゃん。
って思っちゃうんだけど自尊心低すぎて。

でも本当に、大切な人に言わないと、想ってる相手に言わないと、言えなくなる日が来るんだなって、すごく考えた。
やっぱり恥ずかしいからまた今度にしよう。自分に「好き」だなんて言われても迷惑だろうから言うのをやめよう。
いや、わかる。「やらない後悔よりやる後悔」ってクッソ無責任な言葉じゃん。いや、やった後に訪れる不幸とかさ、あるかもしれないじゃん。やらない方がよかったって思っても巻き戻せないじゃん。
わかる。わかるよ。。。

でも、言わなきゃなんだよ。。。私たちって永遠じゃないから、言わなきゃなんだよ。。。

 

っていうのを、このゲーム通してすんごい感じました。
城くんは、この世には存在しないけど......しゅき!!!!!!!!!!!
城くんを産んだ人は天才だ。。。もうおしゃべりすることもできないし、わたしから想いも伝えられないけど、彼らのいる世界線で仲良くしてくれてたらうれしい。

は~すき。むり。3000字超えたけど、もう、語りつくせないし、正直もう支離滅裂だからやめます。さよなら。

 

あと、忘れていた恋のしかたを思い出させてくれてありがとう……。リアルで思い出せよ…なんでゲーム内なんだよぉ……。

 

 

あ~~~しゅきしゅき~~~~~!!!!!!!!!!!